本気根治!「根充で1番大事なこと?」

いやー、根治書くの根気いるわ(笑)

(笑)(笑)シャレ(笑)(笑)


さてー‼️根充‼️

んー、ほとんどの助手さんが、1番忙しいアシスト、と思ってる場面じゃないかな??だよね??まぁ、根治全般。

根治=道具多っっっ‼️みたいな(笑)

ではでは、根管の拡大形成、洗浄が完了したとして・・・


いよいよ根充するのに使うものは、


  • ガッターパーチャなどの根充材
  • シーラーなどの糊のような役割の材料
  • ガッターパーチャを切るもの(熱で)
  • 切った後根の中をにギュギュっと加圧するもの

これが一般的でしょうか。

ただ、実はこの根充材のメインポイントと俗に呼ぶもの、サイズが色々ありますね。

先端の径(#30とか#45とか)と、テーパー(太さの角度、細いお箸と太いお箸みたいなイメージ、先端は同じ太さでも、細いお箸と太いお箸ある、その太さのこと)があります。


形成した時点でこの先端径もテーパーも決まってるわけですが、例えばテーパー05で#50で根充したいとしても、実際のメインポイントの05の#50って、測ってみると#30くらいだったり#40くらいだったりするんですよ。製品自体が全然正確じゃない。なので、それをそのまま根充すると、根尖から飛び出す、ということになるわけなので、メインポイントの形成をする道具も必要になってきます・・・が、ここまでしている医院は実際には少ないと思います。。。


また、垂直加圧か側方加圧かという根充方法によってもガッターパーチャの選択や処理方法は違ってくると思います。


ただ、助手がガッターパーチャについて知っておきたいことがあります。

それは、


ガッターパーチャの表面は、「表面処理」されているので、触らないこと‼️


ということです。

どういうことかというと、

歯 ⇄ シーラー ⇄ GP

となるのですが、このGPがシーラーとよくくっつくように処理されているんです。

GPのことをよく「ゴムみたいな材料」と言います。単純に、輪ゴムを接着剤で紙に貼ることを想像してください。輪ゴムって、接着剤あまりくっつかないと思いませんか?そういうイメージです。


それと、そもそもGPは、今後何年にわたって歯の中に残り、また、綺麗に洗浄が完了した根の中に、綺麗な状態で充填するものです。


ですので、その、色々なものを触ったグローブで触ってしまっては、菌を付着させたまま充填・密閉することになるので、治療した意味がなくなります、マジで。ほんとに。全て無駄、水の泡と化します。


なので、GPは根に残らない、切断してしまう頭の部分しか触らないでください‼️‼️



もし、知らずに気にしておらず触ってしまっていた、なんてことがあったらば、これに気をつけるだけで予後が良くなるんじゃないかと思うくらい重要。



根充は器具の受け渡しも細々としなければならないので、そちらにアタマがいく助手さんが多いと思いますが、

何度も言うように、我々は「歯科治療=感染を除去して人工物で補う」に従事している者です。


器具の運び屋じゃありません。



本当の仕事は、こういった、感染にいかに配慮しているか、の部分なのです。



いわゆるアシスト(受け渡し)が上手で、スムーズで、ドクターに気に入られてて、汚い汚染された器具や材料で治療するのと、


アシストが下手で、遅くて、ドクターに怒られながら、めちゃくちゃ綺麗で清潔な治療をするのと、


絶対後者の方が治るからね。



まぁ、実際はこんな状況はないと思うわけですが。そもそも下手なアシスタントが綺麗な診療できるわけがないと思うので(笑)


ただ、逆、上手いアシスタントが必ずしも綺麗な診療が出来ているというわけでもないことも事実だと思います。


ベテランや上手いからこそ、知らないことを知らない、という状況には陥りやすいわけで。自分の知っていることが全てになってしまいがちなのはむしろベテランの方なわけで。


ということで、今回はGPの取り扱いについて。


根充の方法、手順については別記事でお話ししましょうかね。 


ふふ、手順を書くと思ったでしょ(笑)1番大事なことは、いつも見えにくい、ってな😜

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